熟成て打ち込んだら塾生て変換された。わしゃ富樫か。(40代男性しか解らないネタ)
暑苦しいので自己責任で見てください
今日は、吉留です。

スタッフ募集中の記事を書いているうちに時は過ぎ、
色々ご紹介したいものがどんどん積み重なっていく事態に。
取り急ぎ少しずつでも上げていかねば、と慌ててアップしております。


この時期ですが、ブルゴーニュが色々と入荷してきております。
しかもコンディション良好の蔵出し熟成品ばかりです。


securedownload (7)
以前にもちらっとご紹介しましたブルゴーニュ良年2010のメルキュレイ。
ビオロジックアプローチを実践する大ドメーヌ、シャトー・ド・サントネイから。
現時点で、キノコまではいかないものの、紅茶的ヒントが見られ、
少し熟成が表に出始めていながら、中心には丸みを帯びた赤系果実が明確に存在しており、
進んだ塾生寛(熟成感て打ったらこうなった)とフレッシュさのちょうど中間に位置する、
まさに今飲み頃!な1本。
しかも村名ワインなのにこのお値段。
ブルルージュに毛が生えたような価格に仕上がっており、お買い得と言えます。


securedownload (13)
そして少し前からご紹介しております、こちらも村名ワイン、サントネイの2001。
セリエ・ド・クロワブランシュなるネゴシアンからのリリースです。
果実の張りを保った、未だ厚みのあるボディ。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
うっそうとした森に分け入るような、ブルゴーニュ15年熟成


securedownload (14)
そしてブルゴーニュのワイン醸造における最古の一族の一人である、
パトリック・クレルジェ氏創設のメゾンにより1本。サントネイ2001。蔵出品。
上記のセリエ・ド・クロワブランシェよりも熟成がはっきりと進んでおり、
明るいレンガ色が入りはじめ、キノコ、紅茶に代表される土気を想起させる香りが全面に出ており、
フィニッシュはシルキーな辛口。枯れた感が欲しい方にはこちらが面白いかと。


securedownload (1)
そして、同じくPクレルジェからは一級畑のグラヴィエール。VTGは2001。
上記村名よりも明らかに若く、色調も暗めのルビー色。
元々岩が多い土質で、ごつごつとしたタンニンが生まれがちなサントネイの中でも、
強いボディを持つ畑。


securedownload (12)
そして当たり年と言い切ってよいでしょう、2002のボーヌ一級畑、モントルヴノは
小さなドメーヌ、ミュシィから。
この年らしい、中心のピュアな甘みをキープし続けているチャーミングなブルゴーニュ。
ざらつきや濁りがないため、口当たりの良い、飲みやすい熟成ワイン。コンディションいいなあ。


securedownload (11)
白も熟成しております。適度熟成、と思ってましたが、もう13年前なのか・・・。
securedownload (10)
名門ルイ・ラトゥールのサントーバン2004。
白ワインの銘醸である村、白としても良い年。しかも正規品でないルイ・ラトゥール。
安心して楽しめる、ナッティでボディ感のある熟成。


securedownload (3)
securedownload (5)
そしてパトリック・クレルジェのペルナン・ヴェルジュレスの2001。
マーマレード、アーモンドの皮などフルーツと熟成感が入り混じる、ちょうどよい感じ。
ボディは滑らかで優しく、フィニッシュはゆっくりと長く続く。飲み頃ですな。


securedownload (2)
同じくクレルジェのサントーバン、一級畑のフリオンヌ。VTGはなんと1983。
securedownload (4)
30年超飲の熟成とは・・・。
やや茶色がかった色調に、シェリーを思わせる燻した香り。
しかしきらきらとしたミネラルを香りの時点で認識できる、生命力は健在。
上質澄ましバター、カリッと香ばしいナッツ類。優しいフィニッシュ。
液面パンパン。
意外と、まだ若い感じ。


こういったラインナップが結構登場しております。
更に9月も
①蔵出し・空輸・(世間相場からすると)お手頃価格
②若くて大ぶりな体躯のドメーヌのものをかなり安めに。
のシリーズが登場予定です。
高騰の単語しか存在しないここしばらくのブルゴーニュ相場。
逆に、
こういったものを打ち出していきたいです。
逆に。
(ここで第一部が出てくる人は40代以上)
暑苦しくはないですが意味は解らないかもしれません。映画公開記念です