木曜日は珍しく早めに上がって、帰りにふらりと本屋に寄りました。
少しふらふらして(実際はしっかりとした動き)4冊購入。カバーはかけません。
内訳はこんな感じ。
西部劇の保安官が主人公のモテたい恋愛系ギャグ漫画。(某Yジャンプの恋愛頭脳戦にそっくり)
某名探偵の孫の事件簿の犯人が劇中の裏であわあわするセルフパロディギャグ漫画。(ギャグパターンが一人ボケ突っ込みのみという潔さ)
某賭博漫画のスピンオフの第二弾。勿論ギャグ漫画。
ツイッターでブレイクした漫画の書籍版
全部ギャグ漫画。君、疲れてるの?
皆様今日は、ACワイン吉留です。
いつの内容アップしてんだ、という話ですね。
先週も色々ありました。
先ずは新入荷をさらりと。
南フランス・ラングドックのクオリティメーカー、
ローラン・ミケルの代表作である
シラー2015とヴィオニエ2016の取り扱いをスタート。
確かにこの時期には向いてそうな品種では有ります。
しかし、この銘柄の良いところは
季節好適だからに留まりません。
スパイス・粘性・香り・アルコール感など、
個性を強調し過ぎたワインも散見されるこれらの品種ですが、
どちらも実に穏やかでバランス良好。
つまり極めて飲み易い仕上がり。
それでいて、きちんとした品種個性は備えている。
シラーは甘みを伴ったオリエンタルスパイス・黒胡椒、
暖かい土地のせいかメントール感が穏やかで清涼感として力を発揮し、
懸念のアルコール感の浮きも無い。
黒系果実を柔らかく、しなやかに飲ませる、上質なスパイス。
優しく身に纏う、オークのニュアンス。
ヴィオニエには、優しく漂う百合、ヒヤシンス、冷涼感のある香りに、
静かにその身に湛えた品の良いアルコール。
フィニッシュの瑞々しさと、ほんのりだが確かな種的苦味で引き締める。
こりゃびっくり。これ、1690円としてはかなりやばいレベルです。
単品で良し、併せて尚良し。山菜にはばっちりでしょう。
この冬~春にかけてパワープッシュ出来る逸品です。
その他にも
95%メルローのボルドー軍団がやって来たり
東欧の珍しい国のワインを試したり(いつものごとく自腹です)
がっかりしてみたり
やっぱりコンディション悪いなあ・・・
当店の基準の相性とかではなく、単純に熱劣化です。これら。(10本ぐらい購入)
とか閉店後にため息ついてみたり
そして、
周年企画用に色々サンプルをご提供いただいて試してみたり
(このスペイン、全部良かった!インポーターさんと交渉して、更なるヴァリューが実現できれば・・・・・・・最高だ!)
北イタリア、ヴェネトの銘醸、アマローネの新作入荷の報を受けたり
試飲してみたり。(アマローネとしてはかなり御値段安め。中身も上々!)
年末に大爆発したシャトーセネジャック2011が前と同じ価格で入荷してみたり、
(この2011はカベルネくさくないカベルネ主体のボルドー、口当たり滑らかでリピーター続出でした)
御値段がやはり素敵ですね!
これ、セカンドワインではないんですよ。
そのセネジャック2014!!が入荷してみたりしてました。
2014という酸とミネラルに優れる、バランスヴィンテージだから、2011からさらにエレガントになってんだろ~とか思ってました。
飲んでみるまでは。
2011がボルドーらしい厚みを残しつつ、カベルネの青っぽさ、植物的要素が極めて少ない、
飲みやすさと強さと持った良ワインだったのですが、
2014は極北に行ってしまった・・・と思っちゃいました。
もはやボルドーでさえないのかも、と。
だって、酸が際立って美し過ぎる、口当たりがあまりにも滑らかすぎる。
芯はしっかりしながらも流麗な果実感はまるで太くなく、むしろしなやかで細目。
ミネラルは香りの時点ではっきりと存在感のある塩味を想起させるシロモノです。
タンニンの粒子の細やかさは、画素数でいうと4Kテレビ並み。
ブルゴーニュで造ってない?これ。
もちろんミッドにもフィニッシュにきちんとささやかな糖を感じ、
角が立った辛さはないのです。
わっかりにくい。
そしてすごく良い。
確かに2008以降はビオディナミ栽培に転向し、
シャトーポンテ・カネから技術供与を受けているとの話ですが、
それがこういう方向に花開くとは・・・。
一般的なボルドーのイメージを求めている方には、エレガントに過ぎて
面食らうかもしれません。
この御値段のボルドーなのに恐ろしく深淵。
昨今のワインの御値段が上昇の一途である為、違和感を感じる場合も多々ありますが、
探せば、まだまだこういうものもあるんですね~。
と、いうことで、
きたる4月の周年に向けて、
いつもご来店頂ける御客様を唸らせるような作品を色々探しつつ、
日々の仕事をしております。
遅筆はイカン。
なんか書き方考えなきゃな・・・。
少しふらふらして(実際はしっかりとした動き)4冊購入。カバーはかけません。
内訳はこんな感じ。
西部劇の保安官が主人公のモテたい恋愛系ギャグ漫画。(某Yジャンプの恋愛頭脳戦にそっくり)
某名探偵の孫の事件簿の犯人が劇中の裏であわあわするセルフパロディギャグ漫画。(ギャグパターンが一人ボケ突っ込みのみという潔さ)
某賭博漫画のスピンオフの第二弾。勿論ギャグ漫画。
ツイッターでブレイクした漫画の書籍版
全部ギャグ漫画。君、疲れてるの?
皆様今日は、ACワイン吉留です。
いつの内容アップしてんだ、という話ですね。
先週も色々ありました。
先ずは新入荷をさらりと。
南フランス・ラングドックのクオリティメーカー、
ローラン・ミケルの代表作である
シラー2015とヴィオニエ2016の取り扱いをスタート。
確かにこの時期には向いてそうな品種では有ります。
しかし、この銘柄の良いところは
季節好適だからに留まりません。
スパイス・粘性・香り・アルコール感など、
個性を強調し過ぎたワインも散見されるこれらの品種ですが、
どちらも実に穏やかでバランス良好。
つまり極めて飲み易い仕上がり。
それでいて、きちんとした品種個性は備えている。
シラーは甘みを伴ったオリエンタルスパイス・黒胡椒、
暖かい土地のせいかメントール感が穏やかで清涼感として力を発揮し、
懸念のアルコール感の浮きも無い。
黒系果実を柔らかく、しなやかに飲ませる、上質なスパイス。
優しく身に纏う、オークのニュアンス。
ヴィオニエには、優しく漂う百合、ヒヤシンス、冷涼感のある香りに、
静かにその身に湛えた品の良いアルコール。
フィニッシュの瑞々しさと、ほんのりだが確かな種的苦味で引き締める。
こりゃびっくり。これ、1690円としてはかなりやばいレベルです。
単品で良し、併せて尚良し。山菜にはばっちりでしょう。
この冬~春にかけてパワープッシュ出来る逸品です。
その他にも
95%メルローのボルドー軍団がやって来たり
東欧の珍しい国のワインを試したり(いつものごとく自腹です)
がっかりしてみたり
やっぱりコンディション悪いなあ・・・
当店の基準の相性とかではなく、単純に熱劣化です。これら。(10本ぐらい購入)
とか閉店後にため息ついてみたり
そして、
周年企画用に色々サンプルをご提供いただいて試してみたり
(このスペイン、全部良かった!インポーターさんと交渉して、更なるヴァリューが実現できれば・・・・・・・最高だ!)
北イタリア、ヴェネトの銘醸、アマローネの新作入荷の報を受けたり
試飲してみたり。(アマローネとしてはかなり御値段安め。中身も上々!)
年末に大爆発したシャトーセネジャック2011が前と同じ価格で入荷してみたり、
(この2011はカベルネくさくないカベルネ主体のボルドー、口当たり滑らかでリピーター続出でした)
御値段がやはり素敵ですね!
これ、セカンドワインではないんですよ。
そのセネジャック2014!!が入荷してみたりしてました。
2014という酸とミネラルに優れる、バランスヴィンテージだから、2011からさらにエレガントになってんだろ~とか思ってました。
飲んでみるまでは。
2011がボルドーらしい厚みを残しつつ、カベルネの青っぽさ、植物的要素が極めて少ない、
飲みやすさと強さと持った良ワインだったのですが、
2014は極北に行ってしまった・・・と思っちゃいました。
もはやボルドーでさえないのかも、と。
だって、酸が際立って美し過ぎる、口当たりがあまりにも滑らかすぎる。
芯はしっかりしながらも流麗な果実感はまるで太くなく、むしろしなやかで細目。
ミネラルは香りの時点ではっきりと存在感のある塩味を想起させるシロモノです。
タンニンの粒子の細やかさは、画素数でいうと4Kテレビ並み。
ブルゴーニュで造ってない?これ。
もちろんミッドにもフィニッシュにきちんとささやかな糖を感じ、
角が立った辛さはないのです。
わっかりにくい。
そしてすごく良い。
確かに2008以降はビオディナミ栽培に転向し、
シャトーポンテ・カネから技術供与を受けているとの話ですが、
それがこういう方向に花開くとは・・・。
一般的なボルドーのイメージを求めている方には、エレガントに過ぎて
面食らうかもしれません。
この御値段のボルドーなのに恐ろしく深淵。
昨今のワインの御値段が上昇の一途である為、違和感を感じる場合も多々ありますが、
探せば、まだまだこういうものもあるんですね~。
と、いうことで、
きたる4月の周年に向けて、
いつもご来店頂ける御客様を唸らせるような作品を色々探しつつ、
日々の仕事をしております。
遅筆はイカン。
なんか書き方考えなきゃな・・・。