ACワインblog

吉祥寺の小さなワインショップによるブログです。

ワイン

2023/5/28 6月営業日のお知らせです。

終始穏やかだったゴールデンウィークが過ぎ、
もう今年の後半に入ってこようかというこの頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
たまにはこんな穏やかな日々もいいものですね。
RRR2みんなも橋の下で手を取り合おう!是非!
皆様こんにちは。ACワインです。


店頭ではこんな風変わりな赤が登場しております。
IMG_20230528_124501写真下手かよ。

なんと!カリフォルニアでマルベック。
しかも2018と熟成までしております。更に度数は13%とけっこう低め。
柔らかで豊満な口当たりで、後口には茸出汁の風味がはっきりと。
コンディション実に良好!なんという楽しさ。


そして今美味しいつるつる触感極濃シラーズ、マイクプレス シラーズ2021。
2021はだいぶ良かったと見え、マイルドな口当たりもセットされました。
度数は14.8%とかな~り高いけど飲みやすい。
IMG_20230528_124529普段はタニックだけど今回は穏やかな表情

ヨーロッパのワインが異様な値上がりをこれらを見せる中、
これらを含めてコンディション良好な新世界のワインに助けられること多し、です。
僕達は美味しければなんでもやります。自分たちで世界を狭めるのも勿体ないもので。


6月の御休みはいつも通りの月曜定休になっております。

カレンダー 6月


面白い事に、当店はGWのようなイベント事でなく、日常の方が御要望ありますね。
有難いです。
暑い時期、ワインショップというものは少し静かになってきがちです。
ただ当店は暑い時にはそれなりのやり方もありますので、また新着がいっぱい来ると思います。
微発泡とか!
皆様お楽しみに。

 

2022/09/19 本日閉店時間を早めます。

皆様こんにちは。

台風が迫ってきてますね。
来るのはわかっていたことですが、被害も各地で出ているようです。
当店はスタッフと御客様の安全を鑑み、本日早めに閉店致します。
18:00までの営業時間となります。
いつも早いだろ!という突っ込みもやはり聞こえてきそうですが、すいません御容赦下さいませ。
本日ご来店をご予定されていた御客様、申し訳ありません。
皆様もお気を付けください。

ACワイン

2022/09/04 9月お休みリマインド

なんだか少し秋めいてきましたかね。
皆様こんにちは、ACワインです。
立ち仕事は足元から!と言う事で、新しい靴紐を試してます。
(御客様がこの靴紐してて、素敵だったので探しました。)
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可愛いですしきちんと締まるし素敵です。
素敵なんですが、何かに似てる。
あ、むかごだ。

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御存じですか?あの小さな芋みたいなやつ。
そう、あれ。
奇しくも秋の味覚ですね。

それはそうとして、9月の店休日を改めて今一度ご報告します。
月曜日はいつも通り定休として、
再来週、9/12(月)13(水)を連休させて頂きます。

スクリーンショット (75)

宜しくお願い致します。
まだまだ色んな変化が起こっておりますが、めげずに色々新作も来ております。
秋の準備をしつつ、皆様の御来店をお待ちしております。


2022/8/13 本日は閉店を早めます。

皆様こんにちは。お外はすごい雨です。
本日は申し訳ありませんが、従業員の退勤時の安全の為、早めに閉店させて頂きます。
皆様もお気をつけて。
ACワイン

2022/7/30 9月の御休みとフレッシュNZ

こんにちは、ACワインです。
外と違って店内は涼し・・・いや、ちょっと寒いです。
いつもの事ですが、20度前後になっているので、長時間いると結構きます。
そして、出勤時退勤時の行き帰りで感じる、強い熱とのギャップにやられます。

9月の御休みの御連絡になります。


スクリーンショット (75)

9/5(月)、
9/12(月)と 9/13(火)の連休
9/20(火・19日月曜の振り替え)
9/26(月)
となっております。

連続で御知らせを挙げるなんて、不思議ですよね。短時間に2回も。
お察しの通り、穏やかな営業と言う事です。
まあ、そうこうしているうちに忙しくなるのが有難いところではありますが・・・。

店頭では涼やかなワインということで、
こんなニュージーランドのソーヴィニョンブランが入荷してきております。
いや~フレッシュです。
聞いたようなフレーズですがいえいえ、別のワインです。
ヴィンテージも2021。

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剥きたてのピーチやつるりとした見た目のライチ、グアバにマンゴスチンの強い香り。
そしてアフターに山椒のタッチ。実にバランスの良いソーヴィニョンブランで、酸も綺麗に残っております。コンディションがべらぼうに良いですね。
そして何と言ってもフィニッシュが不思議な程丸い。
樽熟バージョンを少し混ぜているそうで、納得です。

業界的には値上ラッシュなど、変化というかネガティヴなニュースも飛び交っておりますが、
店内ではこの手の面白ワインも色々入ってきております。
無理なく、興味深いアイテムを揃えつつ、皆様に御紹介していきたいものです。
皆様、ご自愛下さいませ。

2022/7/30 8月のお休み・・・と2022年産

こんにちは、ACワインです。
暑いですね・・・外が。
予報も来週やばいです感を演出してます。

スクリーンショット (77)(情報だけで、あちい)


ところで、8月の営業日の御連絡です。
スクリーンショット (76)


いつも通り月曜日店休日ですが、
22日(月)23日(火)を連休頂きます。
宜しくお願い申し上げます。

夏といえば、
昔(なんと6年前の2016年。これはもう昔と言っていいでしょう)、
この時期に新酒的ニュージーランドをやっていたのを思い出します。
過去にやってましたニュージーランドの夏新酒的ワイン
そして、店頭にはこんなワインが並んでます。
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拡大してみます。
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2022!今年!とってもフレッシュ!!
度数も12.5と軽めです。
葉っぱ+皮付きピーチに加え、剥きたてのライチ、グアバなどのエキゾチックフルーツ、ホワイトペッパーのフレーバーに山椒のヒント。
そしてフレッシュかつ鋭い、強烈な酸。酸とフルーツの距離が近いんです。
フルーツは甘くなく、ものすごく「若い」辛口。
強くはあるが線の細い、一種危うい生命力が、とっても眩しい。
13~14歳ぐらいの方々が集団でいる時の弾ける若さを見ると、
思わず目を逸らしてしまうお年頃の私です。若さにびびる。

2022年の2~3月にかけて収穫後、醸造+タンク内熟成+瓶熟成→集荷+輸出+到着後通関(ここが今時間がかかっているところだそうです)そして営業倉庫へ運搬後当店へ出荷、という流れでやってきているため、恐ろしくフレッシュです。
しかも勿論新酒的造りではなく、普通の作りをしているため、少し落ちつくまで時間がかかります。
現時点で、とてもいいですが、もう少し落ち着いてもらうために、時間を置きます。
しばらくしたら、また店頭にお目見えします。
乞うご期待、です。

202205/08 改めてお休みのお知らせと本日閉店時間

私はニーチェさんの有名書の題名は
「ツァラトゥストラはかく語りき」と習ったんですが
岩波だと
「ツァラトゥストラはこう言った」てなってるんですね。
なんか言い方が柔らかくて少しふふってなりました。

こんにちはACワインです。
改めてのご案内ですが、明日5/9(月)~5/11(水)まで3連休を頂きます。

スクリーンショット (67)

又、本日は店舗内を少しメンテナンス致しますので、営業時間通りに19時に閉店致します。
それに伴い、18:45以降には19時閉店の旨お声がけさせて頂きます。
宜しくお願い致します。


2021/08/28 営業日のお知らせ

皆様こんにちは。

その後御来店頂きましたり
御電話頂きましたり
メールで頂きましたり
本当に温かいお気持ちをたくさんたくさんたくさん頂戴しました。
ほんとうに有難う御座います。
皆様には直接御礼は長々としつこく伝えさせて頂きましたのでここではこれまでで。
愛を直接見て触って聞いた気分です。

毎度ではありますが、9月の御休みの御連絡です。

スクリーンショット (47)


宜しくお願いします。




2021/07/07 営業時間のお知らせ

皆様こんにちは。
7月の営業時間のお知らせです。
7月の通常休日ですと、7/19(月)が祝日でお休みなので営業するのですが
何故かオリンピック連休というなんとも摩訶不思議な連休が発生しているため、
月曜はいつも通り定休を頂戴します。

其れ以外ですと7/27(火)にオリンピックとはなんの関係もなく当店が御休み頂きます。
つまり、

7/5(月 なんともう過去の日付です。すいません)
7/12(月)
7/19(月)
7/26(月)
7/27(火)

が店休を頂きます。
スクリーンショット (41)


写真は新しいお取引先さんから仕入れましたブルゴーニュです。
こちらのお取引さんからの試飲用として大量に仕入て試飲を敢行。
試飲をした全てのラインナップのコンディションの余りの良さに
驚き感嘆し溜息し慌てて注文をしてしまいました。
自分で自分をとめることが出来なかった。
マジでアルマン・ルソー(気を悪くした関係者の皆さんごめんなさい。)を彷彿とさせる触感と軽やかさとアルコールの低さと余韻の乱れの無さ。(*ただし個人の感想です。)
いや~こりゃすごいわ。
じっくりと販売していきたいです。
あ、シャンパーニュもコンディション完璧でした。即決でオーダー。
あ、熟成ボルドーも。
あ、ローヌブランも。
さらにチャコリまで。
既にオーダー済みです。
じっくり最大限に取り扱っていきたい。
コーフンしましたぜ。わたしは。
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2021/05/23 営業時間のお知らせ

こんにちは。
6月のACワインの営業時間をお知らせ致します。

このところ店舗としてお休みを頂戴しておりませんのでしたので、
その分6月に連休を頂きます。
通常の月曜定休に加えて
6/1(火)
6/22(火)

を店休日とさせて頂きます。
これでスタッフにやっと長めの連休が出せる・・・。

スクリーンショット (37)


また、其れとは別件で、スタッフが長めのお休みを取らせて頂きますので、
6月の一部が2名体制での運営となります。
成るべく御迷惑をお掛けしないように体制を整えていきますが、
週末などは御待たせしてしまう可能性が御座います。
その際は申し訳ございませんが何卒御容赦下さいませ。
頑張ります!事前準備は致します!が如何ともし難い時は申し訳ありません・・・。

そんなこんなしつつ、来週は新作低価格オレンジなどがお目見えする予定だったりします。
さて、これからは5月が開け、如何相成りますでしょうか。
なにはともあれ、皆様ご自愛を。

2021/1/27  2月の営業日のお知らせ

こんにちは。ACワインです。
未だに2020て打つ癖が抜けません。まだ体が2021に慣れてないのか。
2月の営業日の御知らせです。

スクリーンショット (28)

2月17日にシステムメンテナンスによる全館休業日があります。
それで2/16に店休日を頂きまして、繋げて3連休を頂きます。
しつこくてすいませんが、
2/15(月) 2/16(火) 2/17(水) 

3連休
になります。
あとは基本的に月曜日店休日になります。
が、もう一つイレギュラーな営業週があります。
2/23(火)が祝日のため勿論営業、そして
2/22(月)が祝前日の為営業します。
一見フリースタイル営業に見えますが、
ご要望が高いであろう日には営業し、その次の日をお休みする、という形になっております。
わかりにくいですよね。すいません。
何卒宜しくお願いします!

そして現在スタッフさん募集中であります。
詳しくは以下のURLからお願い致します。
ぎこちない私の笑顔(コロナ前の写真なのでマスクをしていないのが、なんだか感慨深いです)と共にどうぞ。
スタッフさん募集中です







2020/1/06 営業時間の告知と現時点でのお話

みなさま。
あけましておめでとうございます。
緊急事態宣言がでようか、というお話ですが、現時点では
コピスの全体方針も現時点で決まっておらず、
又当店はショップですので、時短とは今のことろ関係御座いません。
元々時短をずっとしてる店舗ですし・・・。
何か御座いましたらまた告知をさせて頂きます。
出来ることを出来る範囲でやろう。

さて、
ACワインは1/2よりのんびりと始動しております。
前回のお知らせ通り、
1/3(日)12:00~18:00
1/4(月)定休日
1/5(火)店休日
1/12(火)振り替え店休日
1/13(水)店休日
1/18(月)定休日
1/19(火)店休日
とちょこちょこお休みを頂きます。
さて、毎年のテーマではありますが、当店も時流や新しい考え方を取り入れ、
色々と変化対応しつつ行かなければいけません。
より温度管理をしっかりしなければならない商品の為にも、
セラーを開けなければならなくなったり、商品ラインナップを見直したり、
そのためにはスタッフの疲れを癒したり、と様々な角度から取組んでいこうと思います。
小さなことからこつこつと。
2021年も頑張っていきたいです。




2019/4/19 休日の御知らせ

一月(いちげつ)往(い)ぬる二月(にげつ)逃(に)げる三月(さんげつ)去(さ)る
、だそうです。
そうか・・もう四月か。
四月なのね。。。。
とか言ってるうちにGWも来そうです。
今日は、ACワイン吉留です。
ちゃんと更新しよう。

件のゴールデンウィークのスケジュールですが、
以下のようになっております。

スクリーンショット (28)

つまり、 無休でやります。
GWが開けた5/7(火)はお休み頂きます。
理由としてましては、
輸入業者さんもずっとお休みだったり、
お伺いしましたお客様方が思ったより遠くに行かれなかったり、
思ったよりも、休日の吉祥寺に需要が発生するような気がするよう気がしたり、
色々ありますが、一番の理由は
☆ 読 め な い か ら ☆
と言う事につきます。
なんせ皆様も私も初めてのことなので、
流れに身を任せてみよう、という感じです。

スタッフは順繰りにお休みを頂くつもりですが、お店は開きます。
連休前はものすごい商品入荷だとは思いますが、
入荷がストップする連休中はゆる~り営業になると思います、多分。

皆様、宜しくお願い申し上げます。

2019/3/6 新入荷情報です。

こんにちは、ちかです!
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ちかです。

いや、違います。
吉留です。

アトレさんのお魚売り場では、ちょくちょく不思議な小魚を見つけます。
今回は「ちか」という謎の御魚。
私は小魚をみると大体買います。
大体衣をつけて揚げてみます。
調理法とか名前の由来とか詳しく調べずにやるのもいつものことです。
なかなかに生々しい香りを漂わせていらっしゃったので、
お水と白ワインで軽く洗う。
そんでマヨネーズ入りテキトーな衣+パン粉。
で、じゅわー。
小魚って面白いですよね。
なんか春っぽい。

春っぽいといえば、この季節的な、あの生産者の新VTGが入荷しました。
シャブリの生産者、モロー・ノーデです。
モローノーデの記事ばかりじゃないけど。

2AD960BF-0596-433F-82DE-19FA842A7DF3重なってるぜ。

しかも、新世代シャブリのトップ2と呼ばれる、もう御一方、
パトリック・ピウズのテロワールドシャブリ2017も同時に入荷。

image同時だぜ。
image勿論試飲してるぜ。
モロー・ノーデの細かなスペック
2017の村名シャブリの味わいですが、
(あくまで輸入されたばかりの、まだ落ち着いていない現時点での味わい、という意味ですが。)
これまでのモローノーデの味わいからすると、やや優しめなボディを持った、純度の高い糖度を
表に感じる、まろやか目の口当たり、といったスタイル。
適度な熟度の桃を剥いた時のエロティックな香りはありますが、
早くから飲める味わいに仕上げたようです。
無論口中でぎしっと存在感を示す、貝殻的カルシウム的なミネラルはぴしっと装備されています。
例年に比べて素直な甘みを感じるのは、酸が柔らかいからでしょう。
硬質な面を柔らかく飲ませてくれる、出来の良い優等生です。
ま、これから瓶熟によって変化していくでしょうから、経過を見ていきたいところです。


しかし同時抜栓した(写真忘れた)パトリック・ピウズといい、
これらの輸送コンディションの良さ、には毎回驚くばかりです。
これらの2社の輸入業者さんの努力には感心します。
(別の業者さんです)
お疲れ様です。
そしていつもお値段交渉のテーブルについてもらって有り難うございます。

結局、「ちか」さんの正体は調べてません。
なんだったんだろ。
ここまできたら調べないでいこうかな。

ぴちぴちなオーストリアロゼ「シルヒャー」久しぶりに入荷!

うだるような暑さが続いてます…当方もうだりまくってます。高山です。
そんななか、夏に飲みたいオーストリアのロゼワイン
「シルヒャー」が入荷しました。お前を待ってた。

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世界一はっきりした酸をもつロゼワイン

「シルヒャー」とは、ブラウアー・ヴィルトバッハーという
オーストリアでも全体の1%しか造られていない黒葡萄から造られるロゼワイン。
誰が言ったか「世界一はっきりした酸をもつロゼ」とも言われており、
かなり濃いめの色合いと鋭い酸が特徴といわれます。
その高い酸を生かすという形で、
故郷のオーストリア南部・ヴェストシュタイヤーマーク地方では
塩気や脂の多い料理のお供として楽しまれているようです。
ただ、ちょっと個性的なため、輸出はあまりされてなかったワインなのですが
才能のある造り手により、近年親しみやすい飲み口のシルヒャーもいくつか登場、
その流れで国外でも見る機会がチラホラ増えてきているようです。
とはいえ、日本ではまだ全然知られてませんけど。
試しに楽天市場で「シルヒャー」と検索したら
4アイテムしかヒットしませんでした。どマイナー。
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シルヒャーの故郷、ヴェスト・シュタイヤーマーク州。
地中海の影響を受ける温暖な気候と、なだらかな丘陵地帯がつづくことから
「オーストリアのトスカーナ」と呼ばれてるそうです。
トスカーナかどうかはわかりませんが湿気はすくなさそう。もうそれだけで羨ましい。


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そしてこれがシルヒャーに使う黒葡萄、ブラウアー・ヴィルトバッハー。
ブラウフレンキッシュとブラウアー・ポルチュギーザーの交配により
20世紀初頭に誕生した品種です。
ワインはややワイルドな風味と濃い色調となります。


ライテラーは、シルヒャーを国際市場に広く紹介する生産者のひとり。
当主クリスティアン・ライテラー氏はブドウの成熟を待ち、
できる限り収穫を遅めることで、酸が突出しない、
バランスのとれたワインに落とし込むことに成功しています。

酸はバキバキだが飲みにくくはない。むしろ飲みやす!

この「シルヒャー フリッツァンテ」は、弱発砲性に仕上げたもの。
クリスティアン曰くこのフリッツァンテは
「ヴェスト・シュタイヤーマークからプロセッコへの回答」。
かっこいいかよ…
複数畑から、最初に収穫したブドウで造られます。
収穫後、除梗し優しくプレス機にかけ、色と風味の抽出のため
コールドマセレーション(8℃以下)をプレス機の中で行います。
期間は果実の状態により、10~15時間、最長で20時間ほど。
その後、アルコール発酵を行い、二次発酵はシャルマ方式で行います。
残糖度8.0g/L、総酸度8.0g/L。

色はやや青みがかった、かなり濃いめのルビーピンク色。
結構色濃い。シルヒャーの特徴です。
穏やかで、程よく口のなかを刺激する泡立ち。
ザクロ、ワイルドベリー、シダ類、スミレ、山椒、高麗人参の香り。
どこかこうピリッとくる、東洋のスパイスのようなニュアンスがありますね。

とっても溌剌としたアタック。
確かに、鋭く伸びる酸が味わいの中心にあります。直線的でシャープ。
第一印象は「おお、酸効いてんなぁ」です。クリスプ!ってやつです。
しかし、このワインは作り手さんが「プロセッコへの回答」と話す通り、
プロセッコ的仕上げ、わずかに甘みを残すという仕上げをしてるので
潜在的な甘みが酸の鋭さをコーティングしてくれています。
酸が「飲みづらさ」につながることはありません。
酸っぱいけど美味い。酸っぱ美味ワインです。

そしてほろ苦さもちょっとあります。
茎とかではなく、漢方的というか、乾燥した根っこを思わせる苦みですね。
それが味わい中にほんのりと現れておりアクセントになってます。

料理はハムやサラミのほか、エビとアボカドのカナッペ、
餃子、チャーシュー、エビチリとかといけそうですね。
中華食べたいです中華。
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飲みにくいどころかスイスイ飲めちゃう系。
アルコール度数11%とはいえ飲みすぎ注意です(一晩でこれ)

2018/8/25 試飲商品と新入荷諸々

暑さが帰ってきちゃったよ・・・
特に呼んだ覚えないのに。
それならそれでやりようはあるんだぜ。
今日は、ACワイン 吉留です。

こうなったら、アイツを投入だ!
5535333F-BEF3-4A07-A199-77CD878269FBどん!
当店では最早御馴染みになりました、
オーストリアのマイナー品種から造る爽やか微発砲ロゼです。
ライテラーのシルヒャーです。
以前詳しく書いた記事はこちら↓
オーストリアのマイナー産地からフレッシュ辛口のロゼフリッツァンテ
いつも爽やか!でも今回は更に爽やか!
酸度はそのままに残糖度は例年よりも半分に!
合うお食事とか、結構考えつきました。
別記事で詳しく上げる予定なのです。

あ、写真の右が通常のシルヒャー・フリッツァンテで、
左が瓶内発酵・ノンSO2・ノンフィルター・濁りまくりの極辛口スタイルのシルヒャーです。
なんとこちらは前のロットと同じVTGが再輸入されてきたのですが、
発酵が進んだんでしょう、もうすんごい辛口。
残糖度ほぼない、と言っていいでしょう。
にごり系の中でもコンディションが良い、だから飲める。
このバージョンも近日入荷します。

こんなのも試飲しました。
前回は冬に来ました、オーストリアの小規模生産者クアンタムが造る
超どぶろくワイン、その新作です。
旨味極辛口。
試飲してみて、今回は左のグリュナー100%のものを扱わせていただくことに。

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39F78F6F-6458-4772-AEFB-72D4403BB15Cこんな感じ。

此方も試飲させて頂いたスペイン赤2種。
ガルナッチャ2016とクリアンサ2013。
面白いほどに後口が辛く(総糖度0.3g/Lとか)、鈍重感も感じない、
タンニン滑らかつやつやな造り。
これはこの季節(暑め)でも行けるかな、と。
価格とクオリティのバランスが非常に良い感じになってくれた
(ありがたや)ので、早速投入です。
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試飲の風景
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夏の暑さが和らぐことを期待しつつ、まだまだ新入荷は続きます。
まだまだトライ(試飲)し続けますぞ!


2018/8/19  再入荷情報~

いや~、涼しいですね!
最高。
ずっとこんな感じで行きましょうよ、この際。
暑いですね!とかもう当分使いたくない単語です。
2年分ぐらい使ったですよ。

こんにちは、涼しいですね、吉留です。

突然、再入荷してきたのが、こちらのアルザス。お久し振りですね。
ルシアン・アルブレヒト の
クレマン・ダルザスNV
リースリング2016
シルヴァネール2016
3種類です。
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諸事情(*)ありまして、しばらく取り扱いを止めておりました。
*秘密の諸事情は↓だ!
⊕お値段が上がった ⊕一部商品の在庫が無くなった 
⊕ワインのボトルコンディションに斑があった ⊕そもそも輸入を止めるらしい 

そしたら、ひょっこり再入荷。
いや、色々ありますね。
経緯はともかく、嬉しいんですよ、個人的には。
安心してご紹介できる2016ですし、
価格は以前と同じ価格になるように配慮していただきましたし、ね。
(まあ、オーダーした後、値上げします!て連絡がすぐ来たけどな!)

日常使いできる、柔らかな口当たり。
自然な残糖感を残した、伝統的な造りに仕上げてきてます。
(といっても残糖度はリースリングでL/5gとかなり控えめ。)
D3939C92-0385-4E99-8D61-797643E40B54おおっ。やはりミネラルも健在です。

元祖クレマン・ダルザスの作り手としても知られるアルブレヒト、
以前の果実の張りと酸が際立っていたロットと違い(リリース直後はマジ酸っぱかった)、
今度は洗練された上質な蜜を最初から感じます。
0F6A5804-C84D-4502-B25A-ECA1131A8EA4結構飲んでるね。

と、いうわけで、現在店頭にて展開中であります。
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秋を思わせるこの低い湿度にピッタリなスタイル。
ごゆっくりお楽しみください。

2018/8/12 残って色々のつぶやき

お盆ですね。
当店は変わらず月曜日のみ定休日を頂きながら、通常営業致します。
今日は、ACワイン吉留です。

PC入替準備のため、閉店後に事務的な仕事を色々やりつつ、
色々試飲をしつつ、の毎度平常運転中であります。
これ、フェイスブックに反映され無かったら、同じ内容やるのか。
うむむ。なんかつかいにくいなあ。
やり方考えた方がいいのかなあ。


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しかし、今ロットのミニエールの情報の多さと言ったら、もう。
なんか凄過ぎて、判りにくい、というレベルまで来てます。
これ、ジャック・セロスに影響受けて、とかそういう括りをとうに越したレベルです。


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陳列場所の問題でまだ正式に御紹介してませんが、
ジュヴレ、だけでなくブルゴーニュを代表する名手(そしてお値段な)のジョセフ・ロティ。
そのピノ100%で最も安いレンジである、コトー・ブルギニョン。
更にVTGは2015ときたもんだ。
シルク・ベルベット。陳腐過ぎて今は使われない言葉ですが・・・敢えて言いましょう。
シルク・ベルベットであると。はあ、なんと美しい甘み。軽やかに動きを魅せるしなやかボディ。毛羽立ちの無さに溜息。簡単に言うと、うっとり。
御値段はマジ特価。

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しかし、最近のミニエールといったら、もう。ジャック・セロスの

てさっきやりましたか。そうですか。
まあ、お好きな方にはたまらんテイストでしょうね。このブリュットゼロは。




ソーヴィニヨン+グロ・マンサンが編み出す爽やか白ワイン

フランスはボルドーの南東、ガスコーニュ地方から

きっちり冷やして飲みたいテーブル白ワインが入荷しています。

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「ドメーヌ・オルジェリュス」はフランス北西部ブルターニュ地方出身の

ジョゼフ・ル・マン氏が、暖かな土地を求めて1978年に
南西部のガスコーニュ地方に移住、設立したワイナリーです。
ガスコーニュ地方はその温暖な気候となだらかにつづく丘陵から
「フランスのトスカーナ州」と呼ばれているそうです。はじめてきいた。

モンレアル・デュ・ジュールというコミューンに本拠を構え、

オルジェリュスはその周辺に計約90haほどの農地を所有。
ここらへんは葡萄でつくる蒸留酒「アルマニャック」が大変有名ですね。
うち60haが葡萄畑で、
ここから収穫した葡萄でアルマニャック、

そしてデイリーユースのワインをつくっています。

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オルジェリュスのオフィスと葡萄畑。

現在はジョゼフの息子、ヨアン・ル・マン氏がワイナリーを牽引。

ヨアンは夜間収穫や醸造面での酸化対策などを取り入れ、
オルジェリュスのワインに鮮やかさと躍動感を与えました。

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ヨアン・ル・マンさん。ナイスガイ。

「コート・ド・ガスコーニュ」はソーヴィニヨン・ブランとグロ・マンサンを
6:4でブレンドしたデイリーラインです。
ソーヴィニヨン・ブランは国際品種で有名ですが、
グロ・マンサンはあまり聞き馴染みのない葡萄かもしれませんね。

南西地方の愛すべき品種グロ・マンサン

グロ・マンサンは、フランスとスペインを隔てるピレネー山脈のフランス側で栽培される白ぶどう。
晩熟で、柑橘やアプリコットやカリンなどの香りが表れ、
高い酸味とふくよかなボディをもつワインとなります。
高めの収穫量でも質はあまり落ちないという利点もあり、
フレッシュなテーブルワインから凝縮力に優れたものまで、幅広いワインを生み出します。
ちなみにプティ・マンサンという兄弟みたいな白ぶどうがいますが、微妙に違いますね。
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名前の通り、プティ・マンサンのほうが粒が小さい。

植えられている区画は、ケイ酸を多く含むシルト土壌。

ソーヴィニヨン・ブランは95日から順次行い、

グロ・マンサンは1010日に一挙に収穫したそうです。
フルーティーな香味を保つため、低温度にてステンレスタンク発酵を行い、その後熟成。
残糖度は6.0g/Lとほんのりと残していますが、飲み口は完全に辛口ですね

シトラス、晩柑、パッションフルーツ、ツタ、芝生の香り。

香りの面ではソーヴィニヨン・ブランの個性がよくあらわれているなーという印象ですが、

口に含むとグロ・マンサン由来の厚みが感じられます。そして十分なレベルに達している酸は、

味わいにピントを合わせる役割を果たしています。
爽やかな風味、適度なコク、すっきりとした余韻。
お値段は1380円(税別)です。
いい感じに力の抜けたフレッシュワイン。
ワイン飲みたい…でも力の入ったものは飲む気にならない…というかたにおすすめです。

2018/7/1 やってきました!サマーニュージー

最近、御客様に教えて頂いた Gil Evans が流れている店内からこんにちは。
ACワイン吉留です。
自分の知らない世界に触れる、というのは楽しいものです。
教えて頂いて有難うございます!

ワタシの知らない世界。
それは新ヴィンテージ。
つまり2018年産。
皆様、もうお分かりですね?
そう、あいつが帰ってきました。
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ニュージーランド南島ネルソン地区から爽やかさをお届けするためにやってきた、
オールドコーチロード
ソーヴィニョン・ブラン ライターアルコール2018

今年も空輸で登場で有ります!
スペックだけ見ると、2018は非常に良かったようですね。
昨年2017年に比べて収穫も2週間程早く、更にアルコール度数も昨年より1%高くなってきました。
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と言っても10.5%!ライターアルコールの名に恥じない、自然な低アルコール。
しかも、今年は果実の存在感がありますなあ。
フレッシュ(総酸度もワインの限界ギリギリ。ちょうすっぱ)なのに
キウイフルーツ・パッションフルーツ・固めの桃の果実感充実のために、心地よく飲めてしまう。
Huuuuuuu~~~!
これはいいぜ!
若葉の香り、上品に伸びた芝、ハーブの香りもほんとに爽やか。

ビーチで飲みたい!

ビーチに行きたい!
暑いんじゃあああああ。
店内は涼しいけど、自然の風は最高なのだ!

と、いうわけで恒例の奴も登場です。

スクリーンショット (53)


夏が、来た!


店舗情報

ACワイン

吉祥寺にある小さなワインショップです。

東京都武蔵野市
吉祥寺本町1-8-16 coppice FF B1
(吉祥寺駅北口から徒歩5分)

電話番号:0422-29-7461
営業時間:
火~金曜日 12:00~19:00
土・日曜・祝日 11:00~19:00

定休日:毎週月曜日
(祝日の場合は営業、
翌日が休日となります)

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