ACワインblog

吉祥寺の小さなワインショップによるブログです。

レストラン

2017/08/25 吉祥寺のスペインレストランDos Gatos

夏、どこ行った。
かと思えば、そう、そこにいた。
今日は、吉留です。

当店だけでなく、私が個人的にお世話になっております
吉祥寺のレストランがあります。

スペイン料理レストラン
Dos Gatos ドスガトス
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バルセロナの二つ星等で修業された、高森 敏明オーナーシェフによるレストラン。
1986年オープンで30年超かあ。すごい。

シェフとは私が前前職にてペーペーペーの時分(20年程前か・・・)からのお知り合いで、私が再びこの吉祥寺にてお仕事をさせて頂くようになってから、
仲良くさせて頂いております。
と言っても、私の仕事が終わるときは大体ラストオーダー過ぎておりますので、
閉店後の店内で二人でお話している(呑んでいる)ことがほぼなのですけど。
当ブログでも何度か取り上げております。
遊んでるように見えますが・・・遊んでるのかな、やっぱ。
かなわない 
お邪魔しました

そのドスガトスさんで何やら新メニューを始められる、と言う事で、
極個人的に行ってきました。
そう、一人で。
image2こんばんわ~

image3すいません、オーダーお願いします

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此方が新しいメニュー。
猫呑みセット?(はてなマークまでがメニューらしいです)。
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タパス・前菜盛り合わせ+ドリンク1杯のセット(なんと、写真を撮りわすれました)で、
さらに1000円追加でお米料理。
securedownloadぐつぐついってます

image4たこさん
image5ピクルス盛り
image6海老アヒージョ。このあと頭と髭が口に鋭く刺さります。


タパスも色々増えたみたい。
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食いすぎだろって話ですが、これに加えて、ワイン(シェフに味見してもらうため、持参した)もガンガン飲んでます。

基本的に、ドスさんはコースでのお食事スタイルのお店です。
シェフのお話としては、
コースを楽しみにされているお客様がほとんどなので、
まだドスガトスを体験されていない方へのとっかかりになればいいな、
という事でした。
色々きままに注文したい私としては、これだけでも良いいけどね・・・。
とか思ってましたけど。
昨今流行りのちょい飲み?スタイルも取り入れていく、という試みなんでしょうね。

気軽にお邪魔すれば、妙にオーラがあるオジサンが素敵な(?)笑顔で出迎えてくれるかもしれません。

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ちょっと変わりものですが、面白い方なので、ご安心を。


スクリーンショット (2)

ドスガトス Facebook

住所〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-34-10

電話番号0422-22-9830
定休日月曜日・第3火曜日
営業時間12:00~15:00 (14時ラストオーダー) 17:30~23:00

一休での記事はこちら。最近は一休てレストラン予約やってるのか・・・。


釧路通信・ラストLunch

あれから一週間が経ちますが、いまだ冷めやらぬガストーラ熱。ロスト症候群に苛まれる日々はしばらく続きそうです。

最終日、午後の飛行機で東京に帰る旅程なので、このランチが今回の研修の締めくくりとなります。
これまでに4食、なかなかに立派な量の喰って飲んでをしているのにも関わらず全くもって胃が重くないという爽やかな朝を迎え、これで最後かぁと名残惜しさ満天に見上げるは、秋風薫る釧路の高い空。
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11時30分。オープンと同時におはようございます、今日もいい匂いが漂う清廉な店内。
最後なので北海道の美味しい食材を堪能していってくだい、と安藤シェフ。もう十分すぎるほど堪能させて頂いてるのですが、まだあるのか!さすが食の宝庫です。

ワカサギのエスカベッシュ
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ビールで喉を潤していると、やってきたのは最高の肴。さっき作ったばっかだから味が染みきってないけど、とのことですが、仄かに温かさが残る優しい味わい。数種類のビネガーをブレンドしているそうで、それがまろやかさに繋がっているのかしら。叶うならバケツ一杯に頬張りたい。

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おいしいパンともこれでお別れです。

ネオ(?)・サラダ・ニソワーズ
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まさに素材を味わい尽くします。馬鹿げた太さのキュウリ(写真だとわかりづらいですが、直径で5cm以上あります!)、真っ赤に熟したトマト、お手製イワシのオイルサーディン、うずらの卵。味付けはオイルとソルト、イワシの塩味のみ。
ぶったまげましたね。おいしいのなんのって。キュウリ(これも“普通のキュウリ”なのは言わずもがな)がフルーツか!?てくらいにジューシー。パキッじゃなくてシャクッです。口一杯に全ての食材をほうれば、もうニヤけることしかできない美味しさに。身体が喜ぶってのはこのことですね。叶うならバケツ一杯に頬張りたいアゲイン。

落葉きのこのテリーヌ 人参のピュレと枝豆
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初日のオムレツでびっくらこかされたキノコが再登場。相変わらず官能的な香り。
鶏肉のムースがベースのふわっふわな生地にキノコのコリコリした食感が食欲を引き立てます。隠し味として使われているアレの風味が芳しさを倍増。これまたカベルネ・フランが飲みたくなる味わいです。

もわっ
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メインで登場したのは、フランスのお袋の味、鶏もも肉と野菜のブレゼ。これを最後に食べてもらいたかった、と安藤シェフ。バスクにいた当時、現地のマダムによくリクエストしていたお気に入りのレシピなのだとか。
美味しいお肉と美味しい野菜と新鮮なハーブを蒸し煮するだけ。素朴なつくりですが、北海道の食材と安藤シェフの手にかかればとっても温かいご馳走です。素材の旨みがぎゅっと詰まったココット。日本で言うなら肉じゃがみたいなものでしょうか、ほっと安心する美味しさにこころ癒されました。

ショコラプリンとフランボワーズのソルベ
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遠心なんちゃらで濃縮されたミルクとベルギーチョコレートでつくられたプリンの濃厚さったら!
甘酸っぱいソルベとのコンビネーションといったら!! 


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最初から最後までなにもかも、美味しさに打ちのめされた3日間。様々なよろこびを再確認させてもらった3日間。この貴重な経験を活かせるよう日々頑張ろうと胸に思う3日間でした。
ガストーラの皆さま、本当に本当にありがとうございました!またきます! 

釧路通信・2日目Dinner

ランチの予想以上のボリュームに、前日以上に運動をして臨んだこの日のディナーは、とても素敵な2組のゲストと共に。中標津のお菓子屋さん「LAUKIKA」のHさんご夫妻、当店オーナーのご友人Xさん、ご一緒させていただきありがとうございました!

駆け付けの一杯目は、
クリスチャン・セネ ブリュット・カルトブランシュ(この日、ワインの写真を一枚も撮っていませんでした。悪しからず)

それに合わせてのアミューズは、そのLAUKIKAさんのとっても美味しい焼き菓子です。
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チーズとセサミ、焼いたバターの香ばしさは、写真を撮る前に1本食べてしまった程!お茶のお供にはもちろん、シャンパーニュとの相性も間違いなしです。

今回のこの一席、当店オーナーとそのご友人の方以外の人間は初めましてな関係でして、自己紹介もそこそこに展開するその会話の間に間には、妙な緊張感が(あったような気が)。
そんな空気の中に突如現れました、本日のスペシャリティ。
天然の舞茸
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採れたて届きたて!ウチでもなかなか使わないよ、ラッキーだね。ですねー!大きさといい香りの強さといいオバケ舞茸。

メカジキのハラミ
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これも年に数回しか入ってこないのだとか。とろっとろに輝いています。

山芋…じゃなくてゴボウ
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例によって安藤シェフ曰く「普通のゴボウ」。さいですか。

調理法はもちろんおまかせで!
共通の親しい友人である安藤シェフと仰天食材の登場で、場は悠々活き々々と打ち解けてゆきます。それぞれのお仕事のこと暮らしのことむかしのことこれからのこと、ゆるさとこだわりと天然ボケとツッコミと。愉快に時は流れます。

ゴボウのエテュベ(?)
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まずは素材の味が滲み出る一品。ほっくり火の通ったゴボウは繊維がとにかく柔らかい。噛むごとにふかふかな土の甘みを感じとれます。
ふかふかの土、といえば合わせるのはこれ!
フランソワ・トラペ ブルゴーニュ ピノ・ノワール2010
以前のブログでも紹介しましたが、素材を引き立たせる出汁感が秀逸。チョリソーのソースと一緒に食べても負けないのは、さすがプティ・ジュヴレ。

続いて
ゴボウのポタージュ
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これも素材重視の調理法だそう。ポタージュ自体に塩味は使用せず、縁周りに散らされた岩塩を舐めつついただきます。よりいっそう際立つ甘みとクリーミーなコク。あえて残された歯触りが立体感を演出しています。

モローノーデ シャブリ カラクテール2009と一緒に。
お馴染み樽発酵樽熟成シャブリ。日本国内ではおそらく当店のみの2009バックヴィンテージです。ふくよかマロみの果実、しなるミネラル、キンキンするところのない熟成感。バッチリ。

メインその1
メカジキのソテー トマトソースと焼いたオリーブ
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焼き加減はミディアム、オリーブの塩味でいただきます。ははっ、脂がとろける。オリーブ、甘酸っぱいトマトソースとの絶大な相乗効果。自然と喉が欲したのは、
ドメーヌ・ド・ピスルー シャブリ2008
変態的なこだわりを持つ地質学者ジャック氏が独自に探し当てた、村名シャブリに点在する最優良土壌のブドウによるキュヴェ。の熟成品、当店の隠し在庫ラスト1本でした(忘れていた説あり)。
現行ものの2012もシャブリとは思えない球体めいた凝縮感があるワインですが、いやー08スゴイや。まず、抜栓したてのフリンティーなニュアンスが焼きオリーブにめちゃくちゃ合います。そして徐々に開いてゆく丸い柑橘、モローノーデほどの声の大きさはないのに(注あのカラクテールはそれでいてかなり繊細です)、身体に自然と馴染むからでしょうか、たっぷりの満足感。脂の甘みを朗らかに包み込みます。

半分程ナイフが入ったところで、そうくるか!
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(ブレました。ごめんなさい)

あのオバケ舞茸を丸々白ワイン蒸し!
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こんもり取り分けていただき、仕上げに出汁スープもたっぷりと。
香りからしてズルいですね。美味しくないはずありません。新たな食感と風味が加わり、もうまるっきり違う料理です。ひと粒でなんとやら以上のニクい演出。こんなのもうワインは何でも合うよ、
アラン・シャヴィ ムルソー2011
ピュリニーの名人がつくるムルソーはやはりどこかピュリニーチックです。バタリーというよりはミネラリー、全然若飲みOK。巨大で鋭い鉄塔のようなスケール感、やっぱこの人凄えわ。

旨味たっぷり汁だくなお皿をパンで洗い、最後まで堪能いたしました。

そしてメインその2
マトンのロティ 唐辛子のソルトで
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肉、待ってました!
これには是非このワインを合わせて欲しい、と安藤シェフのオススメは、
バステ クロ・ド・バステ2008
南西地方マディランのタナ100%、ちょい熟、抜栓2日目。現代マディランの押しも押されもせぬ正真正銘トップ生産者(代表のフィリップ氏は、マディランのシンボル「ピエール・ラプラス」の元醸造長)のトップキュヴェ、現行2010年のところを特別に仕入れたバックヴィンテージです。
なんでも肉の周りに散りばめられた唐辛子ソルトを、このマディラン地区周辺ではよく料理に用いるそうで。確かにこのピリッと感はタナの渋々を洗い流してくれます。
それに加えて仔羊とは違ったマトン独特の風味、香ばしく焼かれた表面のロースト感とも妙に合う。
まさにこのワインのために調理されたというマッチング具合です。
タナという品種はタンニンの語源ともなっているようにひじょーに渋味の強いワインに出来上がり、通常、数年の熟成程度では硬すぎて飲めやしないものですが(ものによっては20年平気で持つそうです)、このクロ・バステは果実のなめらかさも備えているために今飲んでもちゃんと美味しい。しかもこれ、カベルネフランとかで柔らかさを加えてない、タナ100%ですからね(手元の資料によるとAOCマディランの規定はタナ40〜80%…ってあれ?でもラベルにはちゃんとマディランと書かれてます)。
抜栓2日目のこの日はアマレット・ビターチョコ&スパイスの芳香。口内全体に回すように含むと力強いタンニンが支配しますが、スッとした口当たりで喉を通すようにすると、パァっとその妖艶な風味が広がります。うまし。

デセール
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チョコレートムースとフランボワーズのソルベ
ブルーベリータルトとプラム

たらふく食べましたがデザートは別腹です。

デ・ステファニ ブリュット・ZERO ・ロゼ2014
山形県産桐箱入りのさくらんぼを思わせる可憐なロゼ泡。超フレッシュ製法により、しっかり辛口なのに仄かで淡い果実の甘みが生きているという大和撫子さんです(イタリアです)。
ソルベの甘酸っぱさとの相性は、生まれながらの親友が如く。
個人的な大ヒットは、アーモンドの風味が堪らなく香ばしいタルトの生地。


美味しく愉しく夜は更けてゆきます。
大変美味しゅうございました!

釧路通信・一日目Dinnner

今日取れた枝豆とあさり島のあさり
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いきなりボス級の旨さ。枝豆がぷりぷりしてます。味濃い。そんでもってあさりが凄い。貝ひも貝柱でかっ、枝豆に負けじとぷりっぷり、なによりスープが旨味抜群です。
聞いてみれば、白ワイン蒸しにして出た出汁を水で5倍に希釈したものだそう。え、それでいてこの濃厚さ?いやはや。厚岸湖にある、あさりの貝塚で出来た島「あさり島」にて育ったあさり。その大きさにしてもそうですが、この凝縮具合、東京ではなかなかお目にかかれるものではないのでしょう。
昼間から飲んだ身体に優しく沁みました。

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クロード・ラフォン クレマン・ド・ロワールと。お互いの甘みを引き出し合うナイスな組み合わせ。


◯◯の串焼き
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続いて登場したのがこちら。「なんの串かあててみて」と安藤シェフからの謎掛け。慎重に賞味します。
スペインのモルノを彷彿とさせる香辛料の刺激的な香り。パプリカの主張はバスク風なのでしょうか。スパイシー。
モツのようなぷりっとした食感、歯切れは良い。脂質を感じる旨味、味付けとの絡みは一口で大満足なコク深さ。独特なにおい。うーん…羊のモツ?
否、モツはモツでもなんと鮭のハツ。これ魚だったの!?と仰天。恐れ入りました。

程よく食欲が刺激されたところでお次はムール貝。
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でかっ。
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コルクをパクリと出来ちゃいます。
これまたぷりっぷり。
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飲んでいた白ワインを使ったミルキーなクリームスープと一緒にうまうま。こりゃ酒が進みます。あえて食感を残したエシャロットが良いアクセント。


本日のメイン
厚岸の牡蠣フライ マヨネーズソースと春菊ソース&トマトソースとバルサミコソース
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来ちゃいましたよ、バケモノが。説明不要の美味しさ。ぷりっぷり、本日3度目のぷりっぷりです。
「海のミルク」なんていう形容を初めて実感。これが本物かぁと嘆息です。
またソースがどれもめちゃくちゃ美味い。優しくしっかり、それだけでワインが飲めちゃう味わいなのです。これは家でもつくりたい!安藤シェフにコツをそれとなく聞いてみれば「いや、ごく普通に作っただけだよ(^^;」
(^^;;

開けたのは
ロワールの大正義アルフォンス・メロ サンセール・ルージュ2011
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色がまだまだまだまだ若い。フレッシュなベリーがたっぷりいます。溢れるエネルギーが猛り切っている、主張の強い味わい。こりゃ熟成して落ち着いたらモノ凄いことになりそう。やっぱサンセールと言えばピノノワールだよね。翌日まで経過観察します。

デセールは栗
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素材の勝利。


素敵な貝尽くしを堪能したところへ、気分が乗ってきた安藤シェフが勢い抜栓!
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安藤シェフのバースデーVTG1970年カルヴァドス!

からの
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50年ものアルマニャック!

締めにはエスプレッソ&カルヴァドスでほっこりと。

とても愉しい一夜でした。

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今日も快晴です。

西荻窪のワインバー

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お隣西荻窪にオープンされたばかりの素敵なワインバー。
マナヴィーノさん。
北口から三井住友銀行の通りを北に歩いてすぐ、地下一階。
想像以上に広くてかなりスマートな内装。地下に有るのでワイン貯蔵庫をイメージにオーナーが入念に打ち合わせをして、こだわりの内装となったそうです。
素敵です。
御料理も色々とこだわりの京野菜をふんだんに使った考えられたフードが並びます。
私は既に結構テイスティングしてしまっているのでしこたま頂くほどお腹に余裕は有りませんでしたが。
お腹に優しいとのお話のきくいものマリネで体調を整えます。
普段は日曜日はおやすみとのことですので開店はたまたまのようです。
またお邪魔させていただこうと思います。

メルマガ未掲載ボルドー紹介その1。

メルマガで載せきれなかったワインたちを順次御紹介致します。
第一弾はこちら。

シャトー・ヴァル・ド・ロック  2009  ≪ボルドー・スペリュール≫

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8大シャトーの一角であり、その中で最も生産量が少ないシャトー・オーゾンヌ。
その現栽培責任者、ローラン・ヴァレ氏が2008年より始めたシャトーです。

フロンサックから約15km北に位置するサン・シエール・ダブザックの地にある、
粘土石灰質の土壌の畑から、ナチュラルさとリッチさを併せ持つ傑作を、
実質1年目のこの2009年から早くも生み出しています。
赤黒入り混じったベリー系果実の凝縮度は2009年らしいものがありますが、
注目すべきはその深み・精錬さ。
エキス中にタイトなミネラル感、キメの細かい滑らかなタンニンが存在し、
スペリュールらしからぬ洗練された印象を飲む者に与えます。
親しみやすさと深みを併せ持った、まさに上質なモダン・スタイルのボルドー。
ブラックベリー、ブルーベリー、スパイス、ローストしたオーク、かすかに肉の香り。
ちなみにビオ的アプローチです。
でもビオ臭さは全くなし、さすがオーゾンヌの栽培責任者。
日本の希望小売価格は2680円程のこの商品。
ぎりぎり1000円台で入荷しました!

御店紹介シリーズその1

当店には御近所からやや遠くまで御取引をして頂いている飲食店の御客様がいらっしゃいます。
そちらを幾つか御紹介させて頂こうかと思います。

*依然流行(?)している自作自演の類では御座いません。
人気店なので正直遮二無二宣伝する必要もそれほどない、というのもあります。
あくまで当店が自主的に御紹介しているだけです。
私、自分がダメなときにはどうしても「美味しい」と言えない困った性格なのですがこちらの御店は私に合っております。良かった!
ワイン食堂GOCCHI‘S様

http://gocchis.jp/gocchis/


ドリンク、フード共にお手頃単価(400円前後から)
豊富なフードバリエーション(その時々の食材によってオススメは変わります)
活気のある店内(一日席数が何回転しているんだ、という入れ替わり立ち代わり状態です)
素晴らしく早く出てくる料理(出すまでの時間を短縮するために試行錯誤されてるそうです)
ライヴ感のあるスタッフとのやり取り(軽妙なやり取りが自然に出てきます)
等今現在求められるワイン食堂を体現したようなお店。とても素敵です。
カウンターに座ると分かる、恐ろしく早く動くスタッフの小気味よい連携に私はいつも見とれてしまいます。
これはショーの類です。
写真を撮っているとこんな感じに。
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昨今はメディアに取り上げられることも多く新規の御客様も増えているようですが、本来は週に2~3回は平気でいらっしゃる常連様のリラックスした姿が見られるカジュアルな(フランク過ぎず、の所が良いです)お店。
この頃流行りのBistroでは無くワイン食堂としているところはまさに「気取らず楽しむ」です。
入口の立看板には「草食系男子御断り」と堂々としているのが笑えます。
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スタッフ募集までこのノリ。好きです。ええ。
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「池袋東口から少し離れたところにある」とありますが実は「結構」離れてます。
なのに賑わう不思議。
周りは灯が落ち暗暗としているのにこの一角だけ凄く賑やかな感じなのは距離をものともしない魅力と近隣の方に愛されている証拠だと思います。
周りの通りは暗い。
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そしてこの一角だけは明るい。
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私のお勧めはカウンターに座ってバーニャカウダと野菜のグリルを頂くこと。
元々酒にしつこく長居しがちな私ですが、ここは居心地が良いためいつも以上に長っ尻になってしまいます。
なので夜遅く行くことにしています。
自動的に長居できませんので。

疲れてお邪魔した時に何度元気にしてもらったことか。それも肉体的に。
はい、私このお店のファンであります。
安い。早い。心地よい。威勢がいいけど丁寧。
「元気をもらえる」って文字面でしか見かけませんがこちらは体現しているのが素敵です。
自分を特別扱いせよ!的なお店ではなくその心地よい空間に入っていくってちょっとした旅行気分でいいですね。
今更ですが外食ってもともとそういうものなのかもしれません。

池袋に行かれた時に、もそうですがそうでない時にもお立ち寄りをお勧めします。

マトン モモ肉のロティ。

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シェフが考える最も美味しい肉とのこと。
歯ごたえ、ジューシーさ、少しのマトン独特の香り…
一口一口が感動的。その上大ボリューム。
ごちそうさまでした!

牛肉のワイン煮込み。

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どれくらいのワインを使い、どれくらいの時間煮込んだらこんなことになるのか。
フォークで刺すのではなく、フォークですくって食べました。
熟成ボルドーはもちろんブルゴーニュとの相性も◎でした。

ホヤと甘エビのジュレ。

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セミナーではこれとロック・ド・マンヴィーユ ブラン 2011を合わせましたが
特別に塩水ウニをのっけたヴァージョンを出して頂きました。
本当にホヤ?ってくらいに臭みがなくまろやかなホヤ。
ワインでウォッシュしているらしいです。そして非常に濃厚な甘エビ。
東京から持参した熟成シャンパーニュと合わせます。
これをマリアージュと言わずしてなんという!という味わいでした。

セミナー in 釧路

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ガストーラ様主催のワインセミナー ~ボルドー編~ です。
講師をつとめるは当店代表。

ボルドーの基本的な知識を学ぶ講習のあと、
5種のボルドー(若いカベルネ、若いメルロ、熟成カベルネ、熟成メルロ、ボルドー白)
のテイスティング、
かつガストーラ様の素晴らしいお料理とのマリアージュを楽しむという構成。

真剣かつ楽しみながらの、あっという間の2時間。
参加された方から「濃くてしっかりした『ボルドー』というイメージが変わりました!」
というお言葉をいただきたのが印象的でした。

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参加していただきました方々、ガストーラの皆様、ありがとうございました!

茶路めん羊牧場にて。

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釧路市街から車で一時間、
ガストーラさんもこちらから仕入れていらっしゃる、日本有数の羊牧場にお邪魔しました。
お忙しい中、羊の習性や育成法などを教えていただきながら御案内いただきました。
スタッフの皆様、ありがとうございました!

サバのポワレ トマトソース添え


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パサパサ感が全くなく綺麗な脂を持ったサバの引き締まった身、有機栽培と調理によって明らかにフルーツトマト以上にフルーツとなってしまったトマト、食物繊維の繊維の詰まり方がスゴイ玉ねぎ、レタス…
ボクの知ってるサバじゃない。
これと先のポタージュの二品コースのランチで1000円台中盤です。
恐ろしい。

すさまじきポタージュ

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完全無農薬栽培のサニーショコラというコーンを使用したポタージュ。
すくってもすくっても下からコーンさんが出てきてくれます。
こがしたバターでコーンを軽く炒めて有りますが、ひとつぶひとつぶの輪郭が恐ろしくはっきりしております。
エッジがたったコーンです。
正しく立派な前菜!
満足過ぎる濃厚な一品です。

パン。

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パンひとつひとつもアップする所存です。皮の厚みがあるのに中フワフワ!美味!

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ガストーラさんランチメニュー。

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全部食べてみたい。

釧路到着!

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お邪魔しました。

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こんばんは!
本日は閉店後、スペイン料理の名店、ドス・ガトスさんにお邪魔しました!
写真はオーナーである高森さんと当店代表の素晴らしい笑顔の2ショット。
いや私、こんなに輝く笑顔の二人組には近年お会いしたことございません。
なんという笑顔。楽しそうです。

スタッフの方々、そして高森さん、閉店後にも関わらず遅くまでありがとうございました!

魚やさん本日2件目

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大量の生魚を食べてわずか2時間後
同じメンバーで魚の目玉さんで再合流


全然懲りずに2件目。
魚にもてあそばれたか。
もてあそばれたいか。

http://sakana-medama.com/

天然の魚を専門に扱う さかなの目玉  さんにお邪魔してます。

みんな結構おなか一杯です。

ちなみに高森シェフは来店直後にバヤリースを一気飲み。
すげぇ。

こちらは全てのおさかながぷりぷりしてます。
私たちはしこたま生魚を頂いてるで今回は火が入っていのにしましたが。
それでも全ての御料理のポーションがでかい。
おいしいけど食べきれない。

・・・・今度は2件目でなく1件目に来ます。
ちゃんとおなかの状態を整えてから。

流石の高森さんもギプアップしました。
私達も勿論。

また来ます。

なんと!?トルティーヤ

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珍しい熱々のトルティーヤ。切りわけて出て来るのではなく丸々です。

オーダーが入ってから造るため、半熟なんです
店舗情報

ACワイン

吉祥寺にある小さなワインショップです。

東京都武蔵野市
吉祥寺本町1-8-16 coppice FF B1
(吉祥寺駅北口から徒歩5分)

電話番号:0422-29-7461
営業時間:
火~金曜日 12:00~19:00
土・日曜・祝日 11:00~19:00

定休日:毎週月曜日
(祝日の場合は営業、
翌日が休日となります)

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