台風が迫ってきてますね。
来るのはわかっていたことですが、被害も各地で出ているようです。
当店はスタッフと御客様の安全を鑑み、本日早めに閉店致します。
18:00までの営業時間となります。
いつも早いだろ!という突っ込みもやはり聞こえてきそうですが、すいません御容赦下さいませ。
本日ご来店をご予定されていた御客様、申し訳ありません。
皆様もお気を付けください。
ACワイン
吉祥寺の小さなワインショップによるブログです。
10周年特別アイテム
企画内容項目別 (価格は全部税抜きです。正式なタイトルは下にどうぞ。)
1) 本数限定特別企画
2) 本数限定特別企画デイリー編
3) グラス特価!
4) 08ヴィンテージ
5) 良B品?
骨子だけぬくと味気ないですね。それでは出来るだけ写真も交えつつ、大雑把におおらかにいってみましょう!
1)お値段高くなっちゃってちょっと腰が引け気味なワインを頑張って下げるので、もう一度この際飲んでみないか。(長い)*このシリーズはアイテムを変えつつ4月まで続けます。
フランス / ブルゴーニュ
3/8~シャトーフュイッセ
白)マコン ヴィラージュ2015 1980円 希望小売2700円
プイィフュイッセの地を著名にせしめた立役者。2015らしい健康果実・マコンらしいボリュームと蜜。この生産者らしいフィニッシュのカルシウム的ミネラル。見直した!(失礼)
3/8~ミシェル・ラファルジュ
赤)ブルゴーニュ・パストゥグラン レクセプション2015 2380円 希望小売3300円 限定12本
赤)ブルゴーニュピノワール 2014 2980円 希望小売4000円 限定12本
ヴォルネイの代表的生産者。パスグラは混植・樹齢90年超と気の狂ったスペック。ピノはまさにプティ・ヴォルネイ的しなやかさ。
フランス / ロワール
3/1~カイユブルダン
白)プイィ・フュメ ボワフルーリー2015 2380円 希望小売3300円 限定12本
このAOCの人気ドメーヌのスタンダード。なんか懐かしいよ、この価格。
フランス / シャンパーニュ
4/1~シャピュイ
泡)カルトノワール ブリュット トラディションNV 2850円 希望小売4500円 限定12本
泡)カルトヴェルト ブランドブラン NV 3800円 希望小売5960円 限定6本
シャンパーニュを気軽に楽しめるって、こんぐらいの価格ですよね。
イタリア / ヴェネト州
3/24~ネグラール
赤)アマローネ・クラシコ 2013 税抜3331円 希望小売4800円 限定12本
ヴェネトの有名にして高級酒・アマローネ。「3+3+3+1=10」周年価格・・・はい、つまんないですね、すいません。
2)厳選したデイリーを更なる限定特価にてスーパーデイリーにしてみるとか、どうかな。
フランス / ラングドック
4/1~ピッチニーニ
白)ミネルヴォワ ブラン2016 1333円 希望小売1800円 限定12本
南仏銘醸の白。爽やかで春野菜にばっちり。1+3+3+3=10・・・てもういいですか、そうですか。
4/1~シャトードセラム
赤)コルビエール2012 1333円 希望小売 1900円 限定48本
コンディションの良い熟成南仏赤。後口良し。「10」周年価格。
スペイン / バレンシア
3/15~トレ オリア
赤)グランレセルバ 2011 1190円 60本限定
赤)モナストレル2016 1090円 60本限定
グランレセルバでこの価格かよ!熟成感と若さ両方あるのが○。モナストレルはめちゃ軽やかで口当たりマイルド。ラベルのフラメンコダンサーのおじさん?がポイント??
3/21~イザギレ
赤)モナスティル ド タラー NV(多分2015)980円 希望小売1700円 170本限定
メーカーさんよりご厚意にて。適度な強さとバランスの赤。無敵のデイリーと言えます。
3)やっぱりグラスウエアが大事!ワインライフ充実の為に放出価格で行ってみよう!
グラスによる味わいの引き出し方(つまり性能)ってすごいんだなあ、と改めて理解できるもの。でもグラスは消耗品の癖に高い。。。じゃあせめてものすごく安く行こうじゃないの!という話です。グラスの性能によっては1000円台のワインでも恐ろしく味わいが変わるのでトライする価値はありますよ。つまり性能の良いグラスで飲むと、味わいが格段に変わります。(長い)
4/1~
詳しくは大分長いので詳しくはメルマガにて御連絡します。
① 普段使いの為のワイングラス
②
ワインの潜在能力を引き出すナイスなワイングラス
③
ここぞのグラス。熟練職人による究極のハンドメイドグラス。サイズはでかいが、個人的にはザルト(世界で最も評価の高いグラスの一つ。パーカー氏もお気に入り)より、こっちが使い勝手が良い。背も低め。
4)開店記念年2008にちなんで08のヴィンテージとか・・どう?なんかこじつけというか洒落ですが、中身は良いので、チャレンジしても良いと思われます。当然の如く特別価格&本数限定です。(*こちらも随時追加していきます)
4/1~フランス/ブルゴーニュ
赤)カミュ マゾワイエール・シャンベルタン2008 5980円 8本限定
赤)
ジュヴレの村長さん。熟成グランクリュをこの価格で!(ありきたりな文言)
4/1~フランス/シャンパーニュ
シャピュイ
泡)キュヴェ プレステージ リヴレーノワール2008 5320円 希望小売8500円 限定4本
シャピュイのトップキュヴェ。「10」周年価格です。はい。
5)厳選したおした良B品もどう?
もうやりました・・・完売しました・・・・引き続き何か探してます。
という内容になっております。
3月の残りと4月からも引き続き宜しくお願い申し上げます。
ライテラー ≪オーストリア 西シュタイヤーマーク地方≫
シルヒャー フリッツァンテ 2015
2000円(税抜)
2160円(税込) 希望小売価格 3000円
左の方です。もう何だかムースのような泡が素敵すぎます。
「シルヒャー」とは、オーストリア、西シュタイヤーマーク地方で作られるロゼワインの総称。
オーストリア全栽培面積中1%しか栽培されていないマイナーな品種「ブラウアー・ヴィルトバッハー」のみで造られるこのロゼはそのはっきりとした酸味が特徴といわれておりまして、
その酸味のインパクトはなんと世界一とも言われているそうです。世界一って。言い切りますね。
Blauer(Blue) Wild(wild)bacher の名前通り、無茶苦茶果皮の色素が青いようです。オーストリアでも最古の品種の一つで、野生の葡萄に近いそうです。
因みにこちらの西シュタイヤーマークではこの葡萄の作付面積は75%と圧倒的シェアを誇ります。でも国全体だと1%以下なのね・・・。
(ライテラーは葉っぱのマークのところ)
地元の西シュタイヤーマーク地方では昔から、ワイン自体の酸が強い為、塩気や脂の多い料理と一緒に飲むワインとしてワイン居酒屋(ブッシェンシャンクと言うそうです。宿泊施設付きで簡素な食事と自家製ワインを出す)で親しまれる「ザ・庶民のお酒」的な立ち位置だったそうです。
その居酒屋に泊まっていた客はその自家製ワイン以外の選択肢がない為(伝統的にはコーヒーもビールも出さないそうです)、質の向上を追求する必要が無かったというのはなんとなくわかります。
それで昔からシルヒャーなんてプロに出すものじゃない、と呼ばれるような扱いを受けていたのがシルヒャーの立ち位置だったようです。
元々、ブッシェンシャンクありきのお酒だったんですね。
ところが最近になって、醸造技術の発展と才能のある造り手達の出現により、そのイメージが覆されつつあります。
ブッシェンシャンクを持たない、ワイン専業農家がシルヒャーを造りはじめます。
この生産者ライテラーもそのひとりです。
ライテラー・ワイナリーは、この地を代表するシルヒャーとゼクト(オーストリアにおける発泡ワインの名称)のリーディング・プロデューサー。
彼らがその長い歴史によって培ってきたブラウアー・ヴィルトバッハーの栽培方法&醸造技術、
例えば、それぞれ特徴的な畑のスタイルに合わせた収量制限、的確な収穫時期の見極め、
厳密な選果、温度管理、発酵前後の状態の見極め、などを駆使し、今までにないシルヒャーを生み出してます。
元々の特徴である溌剌とした酸味だけでなく果実味やミネラルも持つという、
シルヒャーとしての個性も残しつつ、ワインとしての完成度も高めてしまったもの。
完璧を追い求め、美しく研磨されたそのスタイルは、
シルヒャーのトップ生産者としての地位を確固たるものに押し上げています。
そんな彼ら自慢のシルヒャーを、なんと微発泡タイプに仕上げてしまったのがこちら「シルヒャー フリッツァンテ」です。
普通、シルヒャーを微発泡になんて仕上げません。ただでさえ強い酸味がさらに際立ってしまいますから。
やや濃いめ、むしろわずかにルビーがかったといっていいくらいピンクの色調。
シルヒャーはもともと色が濃いめのロゼワインですが、ライテラーもそれは同じですね。
この強い色調は発酵「前」のスキンコンタクト(破砕後プレスする前に果皮を果汁に浸して、果皮の成分を果汁に浸透させる)から生まれるそうで、上記の大分強烈な皮の色からすると納得です。
ザクロ、野イチゴ、シダ類の香り。フレッシュな果実感が軽やかな泡とともに流れ込んできます。
とっても溌剌としたアタック。酸味は確かに強いんですが、意外なことにそんなに「酸っぱく」感じません。
これは果実味が十分にあるから。
酸味と甘味のバランスがとれているんですね。
やや植物的なニュアンスを残した風味。とくに口中香に、スイカ的な要素を感じます。
ウリを思わせる青みと、黒い種のほろ苦味、そして、それに負けないフルーツの、瑞々しさをたたえたコクと鮮烈なミネラル。
完全にスイカです。夏に飲みたい「大人の飲むスイカ」。
違った。
こんなイメージです。
最近は大人のラムネ的なワインも
http://acwine.doorblog.jp/archives/51949221.html
販売してましたが、こちらも夏祭り的要素を多分に含んだ、大人の○○シリーズの一つ。
身体に染み入るような味わいのボルトガル産、
微発泡辛口ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」が今年も入荷です。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」とはポルトガル語で「緑のワイン」、
「若々しいワイン」を意味するもので、
ポルトガル北部ミーニョ地方にて伝統的につくられるワインの総称です。
ポルトガル北部のミーニョを中心とした北と東は山々、西は暖流に囲まれ、
夏涼しく冬暖かい恵まれた気候のもと、
花崗岩土壌から、新鮮でフルーティなワインが生み出されます。
微発泡仕上げ、爽やかな風味とフレッシュな酸味がこの銘柄のキャラクター。
プチプチと口の中で弾ける心地よい泡と青リンゴ・ライムのフレッシュな風味は
気温の高いこの時期に最適。
アルコール度数も10%前後と、
通常の白ワインよりも2~3%程低くなっているので、
強いアルコールが苦手な方にもお勧めできる、人好きのするスタイルです。
さて、いまや国際的に人気が出てきているこの「ヴィーニョ・ヴェルデ」、
やっぱり数多くの生産者がリリースしているのですが、
その中で特にナチュラルで誠実なつくりを志向している生産者がこの「テラス・ド・ミーニョ」。
青リンゴ、完熟グレープフルーツ、メロンのような瑞々しい香りにハーブのニュアンスも加わります。
溌剌とした酸と微発泡のプチプチとした口当たりは爽やかなヴィーニョ・ヴェルデそのものですが、
わずかに甘みさえ感じるほど果実のパワーがあるため、
爽やかさだけでは終わらないのがこの銘柄の秀逸な点です。
加えてこのワインを輸入してくださっているインポーターさんの輸送コンディションも秀逸なため
アルコール自体も健全、なのでほろ苦さを伴った後口に至るまでフレッシュな爽やかさが持続します。
ヴィーニョ・ヴェルデって、結構ド派手なラベルが貼られていることが多いんですが
ここのラベルは割と地味。余計なもののないラベルデザイン通りの、ナチュラルな微発泡ワインです。
年末年始の賑やかな空気から通常営業に戻っておりますACワインです。
今月の休日を告知させて頂きます。
ちょっと変則的であります。
1月のお休みは
6日(月)、14日(火 月曜日が祝日の為振替)、20日(月)、21日(火) 、27日(月)となります。
21日(火)は研修旅行の為店休日とさせて頂きます。22日(水)は15時より開店致します。
御不便をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
ACワイン
吉祥寺にある小さなワインショップです。
東京都武蔵野市
吉祥寺本町1-8-16 coppice FF B1
(吉祥寺駅北口から徒歩5分)
電話番号:0422-29-7461
営業時間:
火~金曜日 12:00~19:00
土・日曜・祝日 11:00~19:00
定休日:毎週月曜日
(祝日の場合は営業、
翌日が休日となります)